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半袖とショートパンツ03

早く結婚がしたい

正しくは、あなたが悩めるとき絶望の中に落ちているとき縁を歩いているとき、嬉しいとき、誰かにどうしょうもなく何かを伝えたくなったとき、眠いとき、美味しいものを食べたとき、その何もかもすべての時間を他者に分け与えるなら、その権利を真っ先に得ることのできるような、そして貴方が私に真っ先に与えたくなるようなそんな関係でありたい、これからも

安心して、またその安心すら自覚することがなくてもついつい喋りすぎてしまう気を許してしまうそのような関係でありたい

結婚という形に囚われている訳ではない

結婚という形式を取ることで、そのような関係を取りやすくなることは明白だ

貴方がいつか倒れたときに病室に入ったり立ち会うことも、いつか子供ができて2人で育てたり、様子を見守ることも、家のことだって、家族のことだって、お金のことだって話たり相談したり助けることができる。もちろん、結婚しなくたって出来る。結婚は、意味のないものかもしれない。けれど、その意味のないものすら貴方とならしてみたい。何も考えず、形式に、世間に身を任せてもいいと思える。それくらい、腹がくくれるくらい、覚悟が出来るくらいには好き。